急性骨髄性白血病AMLの治療目標は、「白血病細胞をすべて死滅させること」  です。
そのため、最初の「寛解導入療法」に続いて、「寛解後療法」が行われます。

治療の目標

急性骨髄性白血病(AML)の治療目標は、「白血病細胞をすべて死滅させること」です。
白血病細胞は、症状が現れて診断がついた時で身体の中に約1兆個存在すると考えられています。色々な治療を繰り返して体内の白血病細胞を減らしていきます。

寛解導入療法

AMLに対する最初の治療を「寛解導入療法」と呼び、これは「完全寛解」という状態を目指して行われます。多くは抗がん剤を用いた治療です。完全寛解とは、血液中や骨髄中の白血病細胞が十分に減少し、骨髄で正常な造血が回復している状態です。血液の状態は改善していますが、まだ体内には白血病細胞が残っています(約10億個といわれています)。

寛解後療法

完全寛解になったところで治療を止めてしまうと、残っている白血病細胞が再び増えてきます(再発と呼びます)。そのため、完全寛解後も、引き続き抗がん剤などによる治療が必要です。これを「寛解後療法」と呼びます。寛解後療法では、白血病細胞を更に減少させ、白血病の再発防止を目指します。

治療方法の選択

治療方法は、白血病の特徴、患者さん個々の状態(年齢、内臓の状態、合併症など]を考慮して選択されます。また、治療効果に応じて先々の治療方法が変更される場合があります。