機能性ディスペプシア(FD)の患者さんにとくに多くみられる症状は、食後のもたれ感、早期飽満感、みぞおちの痛み(心窩部痛;しんかぶつう)、みぞおちの焼ける感じ(心窩部灼熱感;しんかぶしゃくねつかん)の4つです。その他にも吐き気やおう吐、げっぷなどの症状を訴える方もいます。

食後のもたれ感

普通の量の食事をした後、食べ物がいつまでも胃の中に停滞しているような不快感を指します。

早期飽満感

少し食べただけで、すぐに「おなかがいっぱいになった」と感じ、それ以上食べられなくなる感じを指します。

みぞおちの痛み(心窩部痛;しんかぶつう)

みぞおちのあたり(図を参照)に起こる痛みを指します。熱感をともなう場合とともなわない場合があります。

みぞおちの焼ける感じ(心窩部灼熱感;しんかぶしゃくねつかん)

みぞおちのあたり(図を参照)に起こる熱感をともなう不快感を指します。似た症状の「胸やけ」は、みぞおちではなく胸の方に起こる不快感を指します。