astellas Leading Light for Life

はじめに

まだ治療法がない病気が、世界には数多く存在する。

世の中には、約3万種類の病気が存在していると言われています。
その中で治療手段が確立しているのは、実はほんの一握りにすぎません。

医療技術が進歩した現代においても、
世界にはまだ、十分に満たされていない医療ニーズが数多く存在しています。
こうした未だ満たされていない医療ニーズは、「アンメットメディカルニーズ」と
呼ばれています。

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「新薬」から生まれたアステラス

「新薬」は、明日へとつながる希望の光。

より有効な治療法を待ち望んでいる患者さんと、
そうした患者さんのために治療法を探して奮闘する医療チームに、
明日へとつながる希望の光を届ける存在が、新薬です。

感染症から多くの人々を救い、「20世紀における偉大な発見」と
言われた、ペニシリン。

かつて不治の病とも言われた結核の特効薬となった、ストレプトマイシン。

このほかにも、近年、手術に頼るしかなかった病気が
投薬だけで治療できるようになったり、高血圧症や糖尿病などの慢性疾患を
コントロールする薬が開発されるなど、
新薬は病気の治療に多大な貢献をしてきました。

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アステラス誕生のきっかけも、新薬へのこだわりから。

革新的な新薬で、患者さんやそのご家族に希望をもたらす存在でありたい。
アステラス誕生のきっかけは、その想いからでした。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療を投薬だけで可能としたH2ブロッカーや、
世界中の臓器移植の分野で大きな役割を果たしている免疫抑制剤など、
ともに革新的な新薬を生み出してきた
山之内製薬と藤沢薬品。
新薬の研究開発がより高度化・複雑化・大規模化しつつあるなかで、
これまで培ってきた両社の経験や技術、強みを融合すれば、
より多くの新薬を創り出すことができる―

アステラスは、こうして誕生したのです。

ですから、アステラスは一貫して自社の強みである新薬ビジネスにこだわり、
経営資源をそこに集中しています。
後発医薬品(ジェネリック)や一般用医薬品(大衆薬)をビジネスとして
扱っていないことも、アステラスの大きな特徴のひとつです。

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新薬ができるまで

1つの成功は、数多くの失敗から。

新薬を創り、患者さんのもとに届けるまでには、10年以上の長い年月がかかります。

まず、病気を引き起こす原因を解明し、何十万とある化合物の中から
新薬のもととなる候補を探していきます。
その後、くすりとして最適な形に整え、臨床試験(治験)などを経て、
有効性と安全性を確認していきます。
そこから得られたデータをもとに、各国ごとに医薬品としての審査を受け、
最終的に承認を得てはじめて患者さんのもとに届けることができるのです。

しかも、1つの新薬ができるまでには多くの失敗を積み重ねることになります。
でも、それは決して無駄なことではありません。
なぜなら、失敗から学ぶことも多く、新たなくすりを生み出す力につながるからです。

新薬を待っている世界中の患者さんの役に立ちたい―

長い年月にわたって膨大な試行錯誤と失敗を重ねて生み出された新薬は、
すべてのアステラス社員の熱意の結晶でもあるのです。

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世界中の患者さんに、価値あるくすりを届ける

医療の最前線へ。的確な情報とともに届ける。

困難で長い道のりを経て新薬の開発に成功しても、
ただそれだけで患者さんを病気から救うことはできません。

くすりは、効能効果、用法用量、副作用などの情報にもとづき
適正に使用されてはじめて、その価値を発揮するものです。
私たちが創り出した新薬を適正に使用してもらえるように、品質や有効性、
安全性などの情報を提供していくことも、製薬企業の重要な使命です。

アステラスには、先進国だけでなく新興国までをカバーする
世界約50カ国に自社販売の拠点があります。
そこでは「MR」と呼ばれる医薬情報担当者が、
くすりを適正に使用してもらうための様々な情報を医療の最前線に届けています。

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強みを磨いて、世界でのリーダーを目指す。

「泌尿器疾患」と「移植」は、研究、開発から生産、販売に至る
すべてのプロセスにおいて強固な基盤を確立している、
アステラスが世界的に競争力を持つ疾患領域です。
これらの領域においては、排尿障害改善剤や過活動膀胱治療剤、免疫抑制剤など、
これまでにも数多くの新薬を創り出し、世界中に提供しています。

アステラスでは現在、この「泌尿器疾患」「移植」に続く第3の柱とするために、
「がん」領域に注力しています。

「がん」は、多くの患者さんが新しい治療法や新薬を待ち望んでいる
領域のひとつです。

アステラスでは、現在の治療法やくすりでは満たされていない、
アンメットメディカルニーズの高い疾患領域に経営資源を集中し、
患者さんにとってより価値の高い新薬を継続的に創り出すことによって、
その領域のリーダーとして、世界での存在感を高めていきます。

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まだないくすりを創り出すために

イノベーションを、患者さんの価値に。

アンメットメディカルニーズの高い疾患領域で、
世界にまだないくすりを創り出すこと。
それを世界中の患者さんのもとに一日でも早く届けること。
そして、それを通じて私たちも成長を続けること。

これらを実現していくための原動力は、イノベーションです。

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外部の最先端の知恵を取り込む。オープンイノベーション。

高度化・複雑化していく新薬の研究開発。
たとえば、遺伝子レベルで病気の原因を解明し、新薬の種となる標的を
探し出すためには、高度な多くの研究が必要です。

このような中、自分たちだけでできることは限られています。
革新的な新薬を創り出していくためには、
自社での研究だけでなく、
大学や研究機関、バイオベンチャーなど外部のパートナーとの
提携を通じて、最先端のサイエンスを取り込んでいくこと、
すなわちオープンイノベーションを推進することも
不可欠になってきています。

現在、アステラスが京都大学と進めている次世代の革新的な
免疫制御薬を創り出すための共同研究や、理化学研究所との
アルツハイマー病の治療薬を創り出すための共同研究は
オープンイノベーションの取り組みのひとつです。

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より精密に。くすりづくりの新しいアプローチ。

精密医薬(プレシジョン・メディシン)。
これは、患者さんのベネフィットをより高める治療薬を創るための
新しい取り組みです。

精密医薬では、まず病気のことを詳しく研究します。
最近の科学の急速な発展の中、病気の原因が次々と明らかにされ、
一見同じに見える病気でも、その原因は個人個人によって様々だということが
わかってきました。
その中で、病気の原因を特定し、それを正確に狙い撃つくすりを創っていきます。

患者さんにおいては、医療の現場での精密な診断を通じて、
病気の原因を明らかにし、その原因を狙い撃つくすりを
投与することで明確な効果が期待できます。
また、その原因を持たない患者さんにとっては、
不必要な投与を避けることができます。

アステラスでは新薬の研究開発に、このアプローチを積極的に
取り入れています。

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その先のアンメットメディカルニーズへ。新しい疾患領域、基盤技術への挑戦。

医薬品の歴史を振り返ると、その節目では大きな科学の進歩があり、
革新的な新薬の登場につながっています。

次のイノベーションがどこで起きるのかを見極めながら、新しい疾患領域や
新しい基盤技術に挑戦していくことが、次の革新的な新薬を創り出すための機会を
広げていくことになります。

アステラスでは、外部との提携を活用しながら、筋疾患や眼科領域などの
いまだ治療法が確立されていない疾患領域や、新しい基盤技術である
再生医療や治療ワクチンなどの研究開発にも取り組んでいます。

科学の進歩を患者さんの価値に変えて届ける―
アステラスの絶え間ないイノベーションへの挑戦は続きます。

メッセージ

イノベーションを患者さんの価値へ
代表取締役社長 畑中 好彦より 皆さまへのメッセージ

明日は変えられる。

それは、患者さんとそのご家族が、
病気という困難を乗り越えていく勇気と希望のことばです。
またそれは、アステラスのくすりづくりにかける
決意のことばでもあります。

新薬でともに闘いたい。
一人でも多くの患者さんに、明るい明日を届けられるように。

両手で薬を受け取るイラストが表示されています。

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