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胃潰瘍・十二指腸潰瘍

5.他の病気との関係

潰瘍が進行し、穿孔が起こると、腹膜炎を合併することがあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍に気づくのが遅れたり、治療をきちんと行わなかった場合、潰瘍から出血が起こったり、穿孔や腹膜炎を起こすことがあります。

出血(吐血・下血)

潰瘍によって血管が傷つくと出血が起こり、吐血や下血が起こることがあります。

吐血とは、胃や十二指腸の病変からの出血を口から吐くことですが、吐き出される血は、胃酸によってコーヒーのような黒っぽい色に変色しています。大量の出血が続いている場合には、鮮血を吐くこともありますが、この場合は食道の病気(食道静脈瘤の破裂、マロリー・ワイス症候群など)で出血している可能性もあります。

吐血がひどい場合には、血圧が下がって立ちくらみがしたり、頻脈が起こったりすることもあります。

下血とは、便に血液が混ざることですが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍が原因の場合には、血液が排泄されるまで時間がかかるので、血液が黒っぽい色に変色し、タール状の便になります。下血は、胃がんや大腸がんが原因となって起こることもあるので、症状がみられた時はなるべく早く検査を受ける必要があります。

穿孔

潰瘍の状態が悪くなると、胃や十二指腸の壁に完全に穴が開いた「穿孔」という状態になることがあります。胃潰瘍に比べて壁の薄い十二指腸潰瘍のほうが穿孔を起こしやすく、穿孔を起こした方の70%程度は十二指腸潰瘍の患者さんであるといわれています。

穿孔が起こると、腹部全体の激しい痛みと、出血やおう吐が起こります。穿孔をすぐに治療しないと重い腹膜炎が起こるため、多くの場合、手術が必要となります。

腹膜炎

胃潰瘍・十二指腸潰瘍で穿孔が起こると、胃の内容物が胃の周囲にあふれだし、腹膜が胃酸などで刺激され、腹膜炎が起こります。

腹膜炎の特徴的な症状は、突然起こる激しい腹痛です。腹膜の一部に腹膜炎が起こると腹部の一部が、腹膜全体に起こると腹部全体が痛みます。この他、吐き気・おう吐、頻脈などの症状が起こることもあり、さらに症状が進むと、腹部がふくれ、ショック状態になります。腹膜炎が起きた場合は、緊急手術が必要です。

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