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胃潰瘍・十二指腸潰瘍

3.検査・症状

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断は、問診、触診、バリウム造影検査、内視鏡検査などにより行われます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍では、上腹部の痛みや胸やけ、膨満感などさまざまな症状が起こります。なかには、まったく症状を感じない場合もあります。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍の検査

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断は、問診、触診、バリウム造影検査、内視鏡検査などにより行われます。ピロリ菌に感染している可能性がある時には、ピロリ菌検査を行います。胃の組織検査を行って、がんと潰瘍の区別をすることもあります。こうした検査は、診断だけでなく、治療の効果をみるためにも行われます。

その他に、血液検査、超音波検査などで、すい臓の病気や胆石、虫垂炎などの他の病気と区別したりします。

バリウム造影検査

バリウムを飲んでレントゲン写真をとる検査です。潰瘍の部分にバリウムが入り込み、胃や十二指腸の内壁から突き出たように写るため、どこに潰瘍があるかを確認することができます。

内視鏡検査

挿絵 細い管に超小型カメラがついた内視鏡を口もしくは鼻から入れ、モニターで胃や十二指腸の状態を確認する検査です。潰瘍の進行度や深さの診断、他の病気との区別ができます。同時に、検査のために組織をとったり、出血を止めるための処置などを行うこともあります。

ピロリ菌検査

胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療方針を決めるために欠かせない検査です。方法は大きく分けて2種類あります。ひとつは内視鏡検査の時に胃粘膜組織を採取し、それを調べる方法です。

もうひとつは血液、尿、便、吐く息の中にピロリ菌に関係した物質があるかどうかを調べる方法です。これらの中からひとつの方法を選んで診断や、治療効果の判定を行います。

織の検査(生検)

内視鏡検査の時に潰瘍部分の組織を採取し、調べる検査です。採取する組織の大きさは1mm角ほどで、痛みはありません。この検査によって、病変が胃潰瘍か胃がんかを区別できます。

症状と起こる理由

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者さんが感じる症状は、患者さんによってそれぞれ異なりますが、上腹部の持続的な痛みや胸やけ、膨満感が起こることが多いです。

上腹部の持続的な痛み

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状として、最もよくみられるのが痛みです。上腹部やみぞおちに、にぶく持続的な痛みが多くみられます。

挿絵 胃潰瘍の場合は、食後に痛みを感じることが多いと言われますが、これは胃に入った食べ物が潰瘍を刺激して痛みが起こるためです。

一方、十二指腸潰瘍の場合は、空腹時に激しい痛みが起こり、食事をとると痛みが治まるのが特徴ですが、これは胃酸が潰瘍を刺激して痛みが起こるためです。

しかし、なかには潰瘍があっても全く痛みを感じない患者さんもいるため、痛みがあるかどうかや、痛みの強さだけでは潰瘍の程度を判断することはできません。

胸やけ

挿絵 胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こります。また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップが出る「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくあります。このような症状が起こるのは、胃酸の出すぎや、胃の運動が悪くなったり、胃から十二指腸に続く幽門や十二指腸が狭くなって、胃に長時間食べ物が残ることで食道に胃酸が逆流するためです。

食欲不振

胃潰瘍の患者さんでは、食べ物が胃に長時間残ることなどによって、食欲不振を感じることがよくあります。その他に、吐き気やおう吐などの症状が起こることもあります。

膨満感

胃潰瘍の患者さんでは、胃酸の分泌が低くなることがあり、腸管内でのガスの発生が増えたり、腸の運動が鈍くなったりして、おなかが張った感じ(腹部膨満感)が起こりやすくなります。


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