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関節リウマチ

1.どんな病気?

免疫の異常により関節の腫れや痛みを生じ、それが続くと関節の変形をきたす病気です。

関節リウマチって、どんな病気?

関節リウマチは、おもに関節の内側にある滑膜に腫れや痛み、こわばりなどの炎症を起こし、それが続くと関節の変形をきたす病気です。原因は、まだ完全には分かっていませんが、遺伝による体質にウイルスなどの刺激が加わって、免疫に異常が生じて起こる自己免疫疾患のひとつと考えられています。臓器障害シェーグレン症候群橋本病などの自己免疫疾患などの合併症をあわせ持つことも多く、そのことも考え合わせて治療する必要があります。近年、効果の高い薬が使えるようになり、治療が大きく進歩しました。

関節リウマチの診断基準

関節リウマチの初期には、関節の痛みや炎症、軽い貧血、血液の異常などが起こりますが、これらの症状は他の病気でもみられるため、発病したばかりの時期に診断を行うのは難しい病気です。

今までは1987年に発表されたアメリカリウマチ学会(ACR)の分類基準が診断に使われてきましたが、2010年にアメリカリウマチ学会/ヨーロッパリウマチ学会の分類基準が新たに発表されました。この分類基準は痛みや腫れなどの症状、関節炎の持続期間、血液検査の結果から診断を行うものです。この分類基準では、1987年の基準よりも関節リウマチの早期診断が可能ですが、一方で他の疾患との鑑別が重要とされています。

ACR/EULARによる2010年RA分類基準

ACR/EULARによる2010年RA分類基準の表 拡大する
編 浦部昌夫 他: 今日の治療薬(2013年版)、2013、南江堂 p.292 表1
(Aletaha D. et al: Arthritis Rheum, 62: 2569, 2010 一部改変、訳 川合眞一)

関節リウマチの経過

関節リウマチの経過には、いくつかのパターンがあります。最初は、手足の指の関節に左右対称に痛みや腫れ、こわばりなどの症状が出ます。その後、患者さんのうち約30%の方は1〜2年で治ったような状態(寛解)になり、逆に約5〜10%の方は症状が出始めてから短期間で強い炎症や症状が起こり、関節の変形が進み、それ以外の約60%の方では、症状が悪くなったり良くなったりすることを繰り返しながら、次第に関節の変形が進むといわれています。

なお、炎症や症状が強く、関節の病変の進むスピードが速いことを関節リウマチの「活動性が高い」と言います。

関節リウマチの経過

関節リウマチの経過の図 拡大する

関節リウマチになりやすい方

挿絵 現在日本には、60〜70万人の関節リウマチの患者さんがいます。女性の患者さんが男性の3〜4倍と多く、発病するのは主に30〜50代ですが、60歳を超えてから、あるいは16歳未満の若い時期に発病する方もいます。

関節リウマチの発病には遺伝が関係することが分かっていますが、家族に関節リウマチの方がいるからといって、必ずしも発病するわけではありません。


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