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変形性関節症

3.検査・症状の意味

変形性関節症の治療には、まず正確な診断が必要です。病院・診療所で必要な検査を受けたり、医師にきちんと症状を伝えることが大切です。

変形性関節症の症状

変形性関節症のはじめのうちは、あまり症状を感じないこともありますが、病気が進むにつれて、関節にさまざまな症状が起こるようになります。

痛み

軟骨がすり減ったり、骨が変形したりすると、骨と骨がぶつかって滑膜に炎症が起こったり、関節の周りの筋肉や腱などに炎症が起こって痛みを感じます。
痛みが起こりやすいのは、関節に負荷がかかった時や、関節を動かした時です。はじめのうちは安静にすることで治まりますが、病気が進むにつれて、安静にしても治まりにくくなります。
変形性脊椎症では、骨の変形が進むと、背骨の中を通っている神経が圧迫され、おしりから足にかけて痛みやしびれが出ることもあります。

腫れ

滑膜に炎症が起こると、関節液が異常にたくさんたまって腫れが起こります。このときの関節液は、本来持つ粘り気が失われています。一般的に「関節に水がたまった」といわれるのがこの状態で、変形性膝関節症などによくみられます。

関節の変形

軟骨がすり減り、骨への衝撃が大きくなると、骨棘(こつきょく)という突起ができたり、骨が硬くなったりします。このような骨の変形が進むと、その変化が目に見えて分かるようになります。
たとえば、変形性膝関節症では膝関節が変形しO脚(おーきゃく)になったり、変形性股関節症では左右の足の長さに違いが現れたりすることがあります。

膝関節の変形(O脚)

膝関節の変形(O脚)の図 拡大する

筋力低下

関節に痛みや変形などが起こると、関節が動かしにくくなり、患者さんは次第に関節を動かさないようになります。その結果、関節の周りの筋肉が硬くなり、筋力の低下が起こります。

変形性関節症の検査

変形性関節症を診断したり、関節の状態を確認するためには、問診やX線検査が行われます。また、関節リウマチなどの他の病気と鑑別するために、血液検査なども行われます。

問診・視診・触診

痛みや腫れなどの症状が「いつから」「どのような時に」「どのくらいの頻度で起こっているか」「過去に関節のけがをしたことはないか」など医師はさまざまなことを問診で聞きます。また、関節を見たり、触ったりして腫れや骨の変形がないかを調べます。

X線検査(レントゲン検査)

X線検査は、関節の状態を確認するために欠かせない検査です。軟骨がはっきりとは写らないので、軟骨の状態を詳細に見ることはできませんが、骨と骨のすき間が狭くなっているか、骨棘(こつきょく)ができているか、O脚があるかなどを見ることで、変形性関節症の診断を行ったり、状態を確認したりすることができます。
関節の状態をより詳しく調べたり、他の病気と区別するために、MRI検査やCT検査などの画像検査が行われることもあります。

血液検査

血液検査では、赤沈(赤血球沈降速度)やCRP(C反応性タンパク)、リウマトイド因子などの項目から、関節リウマチや化膿性関節炎(細菌などによる関節炎)などの他の病気がないかを調べることができます。

関節液の検査

関節液がたまって腫れや痛みが出ているような場合には、関節液を抜いて検査を行うこともあります。関節液の量や色、にごり具合、混ざっている物などをみることで、関節の状態の確認や、他の病気と区別に用いられることがあります。


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