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高血圧

2.なぜ起こる?

遺伝や生活習慣などによって、血液の量が増えたり、血液の流れが悪くなったりすることで起こります。

血圧とは?

血液は心臓から大動脈に押し出され、細い血管を通って、体のすみずみに流れ、全身の器官や組織に栄養や酸素を届けています。さらに、全身を巡った血液は体に不要となった物質などを運びながら、静脈を通って心臓へと戻ります。

このような血液の循環をつくり出しているのが心臓です。心臓はポンプの役割をしていて、通常、1分間に60〜80回の収縮を繰り返し、血液を全身に送り出しています。

この心臓で発生した血液の流れが、血管に与える圧力を血圧といいます。

血圧はいつも同じではなく、さまざまな理由によって高くなったり低くなったりしています。たとえば、運動をしている時には血圧が上がりますし、逆に眠っている時は血圧が下がります。健康な方では、体の状態に合わせて血圧が調節されています。こうした血圧の調節には、自律神経(交感神経、副交感神経)やホルモンなどさまざまなものが関係しています。

血圧が高くなるメカニズム

血圧は、心臓から送り出される血液の量(心拍出量)、血管の抵抗性、全身の血液の量などによって変わります。

心臓の収縮する力が強くなったり、脈拍(心拍数)が高くなったりして、心臓からたくさんの血液が送り出されれば、血管には強い圧力がかかり、血圧は高くなります。

動脈硬化によって、血管の壁が厚く固くなっていると、血管が血流の強さに合わせて拡がることができなくなるため、血流に対する抵抗性が高くなり、血圧が高くなります。

また、水分を体の外に出す腎臓の働きが十分にできなくなると、全身の血液の量が増え、血圧が高くなります。

こうしたメカニズムのひとつ、あるいはいくつかが関係して、血圧が高い状態が続く高血圧が起こっているのです。

遺伝と生活習慣

挿絵 日本の高血圧患者さんの90%を占める本態性高血圧の原因はまだ分かってはいません。しかし、高血圧患者さんの家族には高血圧の方が多いことや、高血圧患者さんの子供が高血圧になりやすいことから、高血圧が起こる原因には遺伝が関係していると考えられています。ただ、遺伝的な要素を持つ方が必ず高血圧になるということではなく、遺伝的に高血圧になりやすい体質を持った方が、塩分のとり過ぎ、肥満、運動不足、喫煙、多量の飲酒など、高血圧の危険性を高める生活習慣を続けると、高血圧が起こると考えられています。

挿絵 また、高血圧になりやすい体質ではなくても、生活習慣上の問題が大きければ高血圧になる可能性が高まります。こうしたことから高血圧は生活習慣病のひとつに挙げられているのです。


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