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高血圧

1.どんな病気?

高血圧とは、血圧が高い状態が続き動脈硬化などの原因となる病気です。

高血圧ってどんな病気?

挿絵全身に酸素や栄養を届ける血液は、ポンプとして働く心臓によって全身に送り出されます。この時、血液によって血管にかかる圧力が「血圧」です。

高血圧は、心臓から送り出される血液の量が多くなったり、血管が細く狭くなり血液の流れが悪くなることで、血圧が基準値よりも高くなる病気です。

血圧が高くても、はじめはあまり症状を感じません。人によっては、肩こりや頭痛、めまい、動悸、息切れ、むくみなどを感じることもありますが、こうした症状は必ず現れるわけではないので、高血圧の目安とはなりません。たとえ症状を感じなくても、血圧が基準値よりも高ければ高血圧と診断されます。

高血圧が続くと、血管に大きな負担がかかり、全身のさまざまな血管に障害が起きて、合併症を引き起こす危険性が高くなります。

引き起こされる合併症には、命にかかわるものもありますので、食事療法運動療法薬物療法を行い血圧を適正な値に保ち続けることで、合併症の発病を防ぎましょう。

高血圧の種類

高血圧は、その原因によって大きく2つに分けられます。

本態性高血圧

血圧が高くなる他の病気やホルモンの異常などがない高血圧のことで、一次性高血圧とも呼ばれます。日本の高血圧患者さんの約90%がこのタイプの高血圧です。本態性高血圧が起こる原因ははっきり分かっていませんが、遺伝的な要素や生活習慣が関係していると考えられています。

二次性高血圧

他の病気や、薬が原因となって起こる高血圧のことで、日本の高血圧患者さんの10%程度がこのタイプの高血圧です。原因となる病気を治療したり、原因となる薬を変更することによって、多くの方で高血圧が改善します。

二次性高血圧を引き起こす病気としては、腎臓の病気、甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの異常、動脈の障害などが知られています。

・腎性高血圧
腎炎や腎盂腎炎といった腎臓の病気や、腎動脈が動脈硬化を起こすことによって引き起こされる高血圧のことです。
・内分泌性高血圧
ホルモンの分泌がうまく行われなくなって起こる高血圧です。原因となる病気には、腎臓の上にある副腎という臓器に腫瘍ができて起こる原発性アルドステロン症やクッシング症候群、褐色細胞腫などがあります。
・血管性高血圧
心臓や大動脈の障害によって起こる高血圧です。生まれつき大動脈の一部が狭くなっている大動脈縮窄症や、心臓と大動脈の間にある大動脈弁がうまく閉まらなくなる大動脈弁閉鎖不全症などがあります。
・薬剤誘発性高血圧
他の病気の治療薬などによって起こる高血圧のことです。非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や喘息の治療薬、心臓の薬、うつ病の薬などの中には、血圧を高くする作用を持つものがあります。

また、血圧は時間帯や状況によって高くなったり低くなったりしていますが、病院・診療所で測った場合だけ血圧が高くなる「白衣高血圧」、逆に病院・診療所で測定した血圧は問題なくてもふだんの生活の中では血圧が高くなっている「仮面高血圧」、早朝に血圧が高くなる「早朝高血圧」、夜間の血圧が高い「夜間高血圧」などと診断されることもあります。

高血圧の診断基準

高血圧は、血圧を測定する環境に応じて、以下の表のように、その基準値が定められています。この基準値は、診断のための基準であり、血圧を下げる際に目標となる数値とは異なります。

それぞれの測定法における高血圧の基準値

それぞれの測定法における高血圧の基準値の表 拡大する
(単位/mmHg)
*家庭血圧は原則1機会2回測定し、その平均値をその機会の血圧値として用いる。1機会1回のみ測定した場合には、1回のみの血圧値を1機会の血圧値として用いる。
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編「高血圧治療ガイドライン2014」より

このうち診察室血圧における高血圧は、血圧の程度によって「Ⅰ度高血圧」「Ⅱ度高血圧」「Ⅲ度高血圧」と、収縮期血圧だけが高くなる「(孤立性)収縮期高血圧」の4種類に分けられています。
また、糖尿病や腎疾患、メタボリックシンドロームがあると合併症を引き起こしたり、将来、高血圧になる可能性が高くなることなどが分かっているため、Ⅰ度高血圧に満たない血圧も、他の病気を引き起こさないために望ましい「至適血圧」、正常値でも高めの「正常高値血圧」、その中間の「正常血圧」の3つに分けられています。

成人における血圧値の分類

成人における血圧値の分類の表 拡大する
(単位/mmHg)
※病院・診療所で測定した血圧値での診断基準です。
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編「高血圧治療ガイドライン2014」より

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