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透析

3.腎臓病の原因・種類

腎臓病は、腎臓の異常が発生するプロセスによって、「原発性(一次性)」と「続発性(二次性)」に分けられます。また、病気の発生と進展の速さによって「急性」と「慢性」に分けられます。

日常生活における腎臓への負担

日常の食生活の中で、腎臓に負担をかける主なものは、たんぱく質と塩分です。
栄養素のうち炭水化物と脂肪は、体内で燃えると二酸化炭素と水に変化し、息や汗や尿として外に出るので、老廃物はほとんど出ません。
一方、たんぱく質は燃えると尿素窒素や尿酸などの体に有害な物質になります。腎臓はその有害物質の処理を一手に引き受けています。また、血液中に塩分(塩化ナトリウム)が増えると、腎臓は余分な塩分を尿として排出しようと働きます。そのため、たんぱく質や塩分を摂りすぎると、腎臓の負担が増えることになります。

日常生活における腎臓への負担

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腎臓病の原因となる疾患

腎臓は、常に多量の血液が流れ込んでいるため、血液や血管の状態に影響を受けやすい臓器です。血管や血流に障害をきたす病気になると、腎臓の機能が低下し、腎臓病を発症しやすくなります。代表的なものが「糖尿病」と「高血圧」です。糖尿病では細かい血管の障害、高血圧では動脈硬化が起こりやすく、どちらも腎臓病の原因となります。特に糖尿病が原因の腎臓病は、近年増加しつづけています。

腎臓病の種類

原発性と続発性

原発性の腎臓病とは、腎臓それ自体に何らかの問題が起きて病気になるものです。糸球体や腎盂など、腎臓の部位に炎症が起きる「腎炎」が代表的なものです。

続発性の腎臓病とは、腎臓以外の病気が原因となって腎臓の機能に障害が出るものです。糖尿病が原因で起こる「糖尿病性腎症」、高血圧が原因で起こる「腎硬化症」、痛風が原因で起こる「痛風腎」などがあります。

急性と慢性

急性の腎臓病とは、症状が急激に出て、時間や日の単位で悪化します。「急性糸球体腎炎」が代表的です。あっという間に腎臓の機能が低下し、尿が全く出なくなることもありますが、多くは治療によって改善し、回復することが可能です。

一方、慢性の腎臓病は、ゆっくり静かに進行します。1つの腎臓には尿を作る基本単位のネフロンが100万個あります。病状が初期の場合には、いくつかのネフロンが破壊されても、残りのネフロンが破壊された分の機能を補います。そのため、病状が末期に近くなるまで自覚症状が出ません。病気を発見するには、定期健診などでの尿検査が必要です。慢性の腎臓病には「慢性糸球体腎炎」「糖尿病性腎症」「腎硬化症」「多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)」などがありますが、根本的な治療法がなく、多くの場合は、腎臓の機能が果たせなくなる「腎不全」へと進んでしまいます。

※腎不全
腎不全とは腎臓が働かなくなった状態のことです。急激に腎機能が低下する「急性腎不全」と、時間をかけて少しずつ低下していく「慢性腎不全」があります。急性腎不全は治療によって回復する可能性がありますが、慢性腎不全は回復することはほぼありません。腎臓病のほとんどが、慢性腎不全の原因になる可能性があります。腎臓がほとんど機能しなくなると、体外に排出されなくなった老廃物などが全身の臓器に影響を与える「尿毒症」という症状が出て、生命を維持することができなくなり、透析や腎臓移植が必要になります。

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