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糖尿病

食後高血糖

食後高血糖とは

食後の血糖値が高いことをいいます。ふつう、食事の後でも、血糖値が140mg/dLを超えることはほとんどなく、食事をして2〜3時間以内には食事の前の値に戻ります。
食後血糖値の目安や治療方法を示した国際的な指針では、食後2時間の血糖値が140mg/dLを上回る場合を「食後高血糖」と定義しており、糖尿病では160mg/dLを上回らないようにすることを治療目標としています。

原因

食事をとり、糖分が吸収されると血糖値は上昇しますが、それに反応して分泌されるインスリンの働きによって、血糖値はすぐに下がります。しかし食事に反応したインスリンの分泌が足りなかったり分泌されるタイミングが遅い人では、食後の血糖値がすぐに下がらず、高い値になります。日本人の2型糖尿病では、糖尿病を発病する前の段階や発病してから間もない時期によくみられます。糖尿病の診断や血糖コントロールの状態の目安としてよく用いられるHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー:過去約2ヵ月間の血糖値の平均を反映する)が高くなくても、食後高血糖がみられることもあります。

食後高血糖の弊害

食後高血糖は、動脈硬化を進める原因のひとつです。血糖の「大波」が血管の壁にダメージを与え、動脈硬化によって起こる心筋梗塞や脳卒中の危険性を高めます。他にも網膜症やすい臓がん、お年寄りの脳の機能などにも影響することが分かっています。

食後高血糖の治療

食事療法としては、とくに糖質(炭水化物)のとり方がポイントです。玄米、全粒粉のパン、スパゲッティなどは吸収が遅い糖質が含まれているため、食後、ゆるやかに血糖値が高くなり、食後高血糖が抑えられます。食事の最初に野菜をたくさんとったり、ゆっくりと食べることでも食後の血糖値の上昇を抑えられます。

薬としては、食事に反応した生理的なインスリン分泌を回復する速効型インスリン分泌促進薬DPP-4阻害薬、ブドウ糖の吸収を遅らせるα-グルコシダーゼ阻害薬、作用の早いインスリン注射が食後高血糖を改善することを目的に使われます。


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