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糖尿病

6.治療の種類

糖尿病の治療の3本柱は「食事療法」「運動療法」「薬物療法」

2型糖尿病には、食事や運動などの生活習慣が深く関係しています。ですから、糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法であり、この2つの治療法は長く続けていく必要があります。食事療法と運動療法で血糖値が改善しない時や、血糖値が非常に高く、急いで下げる必要がある場合などに薬物療法が行われます。

1型糖尿病では、インスリンによる治療が最初から欠かせませんが、血糖値をより良くコントロールし、インスリンの量を減らしていくためにも、やはり食事療法、運動療法は基本の治療として続けていくことが大切です。

食事療法

挿絵食事からとるエネルギーが多すぎる(過食)と、それを処理するためのインスリンが足りなくなって血糖値が高くなります。食事療法では、それぞれの患者さんの体格や毎日の活動の量に応じた適切なエネルギーをとれることを目標として、食事の量や栄養バランスを考えます。

運動療法

挿絵運動療法は消費エネルギーを増やすことで、体内のエネルギーが余分になることを抑えて、肥満の解消にもつながります。

また運動療法により、筋肉や肝臓のインスリンに対する反応性が良くなり、体内のブドウ糖をスムーズに利用できるようになります。

心臓、腎臓、関節などに病気がある方など、運動が勧められないことがありますので、必ず主治医に相談し、指示に従って取り組むようにしましょう。

薬物療法

挿絵糖尿病の薬には、血糖降下薬(飲み薬と注射薬)とインスリン製剤(注射薬)があります。2型糖尿病では、食事療法や運動療法を数ヵ月行っても治療効果が十分でない時に、薬による治療を始めることが一般的です。どのような薬を始めても、食事療法や運動療法は必ず続けていきます。

血糖降下薬にはさまざまな種類があり、薬の働く仕組みや使用目的が違います。血糖降下薬は、個々の患者さんの血糖値の状態、すい臓からのインスリンの分泌量、筋肉や肝臓のインスリンに対する反応性などを測定したり推定したりしながら選んでいきます。2種類以上の薬を一緒に飲むこともありますし、異なる作用機序の薬をひとつに合わせた配合剤も使用されています。

2型糖尿病の患者さんの中でもインスリン分泌が少なくなり血糖降下薬では血糖のコントロールができなくなった方や、1型糖尿病の患者さん、妊娠している方、よりしっかりした血糖コントロールが必要となる(手術予定がある場合など)患者さんには、インスリンを定期的に注射するインスリン療法を行います。患者さんの状態に応じて、複数のインスリンを組み合わせて使うこともあります。

糖尿病の薬は、医師、薬剤師から指示された時間を守って、毎日使い続けることがとても大切です。薬をきちんと使わないと、血糖コントロールがうまくいかないだけでなく、命に関わる状態になることもあります。

また、薬の種類や患者さんひとりひとりの状態によって、薬を飲み忘れた時の対処方法や、体調が悪い時(シックデイ)の服用方法が違います。医師に、このような場合の薬の使い方について、事前にしっかり指導を受けておくようにしましょう。


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