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アトピー性皮膚炎

バリア機能

皮膚の構造

人間の皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下(脂肪)組織」という3層の構造になっています。表皮は、「角化細胞」という細胞からできており、日々新しい細胞が生まれて表面に向かって押し上げられています。最後は「角質細胞」という細胞になり、うろこのような平べったい形になって重なった「角質層」となって表面を覆います。角質層は、厚さ0.02mmほどの非常に薄い膜ですが、ゴムのように水を通さない性質を持っています。

角質層の上には、皮脂腺から出た皮脂(油分)が膜を作り、コーティングしています。

「日本皮膚科学会ガイドライン準拠 決定版 専門医がやさしく語るアトピー性皮膚炎(2004)」より

バリア機能とは

皮膚の主な役割は、さまざまな外的刺激から体を守ることです。健康な皮膚では、角質層が体内から水分が出てゆくのを防ぐとともに、さまざまな外からの有害物質が皮膚の中に侵入しようとするのを防ぐ働きをしています。角質層では、角質細胞の中のアミノ酸や尿素からなる保湿効果のある成分と、角質細胞同士をつなぐ脂質の主成分であるセラミドが水分をとりこんで、外に出さないように働いています。

さらに角質層の上を皮脂の膜が覆って、バリアの力を高めています。

このバリア機能は、ひっかいたりこすったりという刺激ではもちろん、空気の乾燥、紫外線、化学物質、加齢などでも、傷ついたり機能が低下したりします。アトピー性皮膚炎ではセラミドが減少して乾燥肌(ドライスキン)の状態にあります。ドライスキンはかゆみを生じやすく、かきこわすことでバリア機能がますます破壊され、ダニなどのアレルゲンや化学的な刺激物質などが侵入しやすくなり、炎症を起こします

「日本皮膚科学会ガイドライン準拠 決定版 専門医がやさしく語るアトピー性皮膚炎(2004)」より

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