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アトピー性皮膚炎

3.検査・症状

アレルギー炎症を起こす物質(アレルゲン)を見つけるために、血液検査や皮膚検査を行うことがあります。
症状は、多くは年齢によって変化します。

検査

アトピー性皮膚炎の発病や悪化の原因の一つに、アトピー素因をもった方に皮膚の炎症を起こさせる原因物質(アレルゲンを含む)がありますが、それらを見つけるために血液検査や皮膚検査などの検査を行うことがあります。

詳しくは、予備知識「アレルギー炎症を起こす物質(アレルゲンを含む)の検査」へ

ただし、これらはあくまでも診断の目安にされるものです

アトピー性皮膚炎にみられる皮膚の状態

アトピー性皮膚炎でみられる主な皮膚の状態には、次のようなものがあります。

  • かさかさと皮膚の水分が少ない乾燥した状態(乾燥)。
  • フケのようなかさかさしたものが落ちる(鱗屑:りんせつ)。
  • 赤い腫れ(紅斑:こうはん)。
  • ぶつぶつした小さなドームの形の盛り上がり(丘疹:きゅうしん)。
  • 大きめのごつごつしたしこり。強いかゆみを伴う(痒疹:ようしん)。
  • 掻き壊したあとにできる、かさぶた(痂皮:かひ)。
  • みずぶくれ(水疱:すいほう)。
  • 皮膚の浅い部分がはがれて、じくじくとただれた状態(びらん)。
  • 掻き壊しをくりかえして、ごわごわと皮膚が厚く硬くなってしまった状態(苔癬化:たいせんか)。

アトピー性皮膚炎でみられる症状の例

鱗屑の画像

鱗屑

丘疹の画像

丘疹

苔癬の画像

苔癬化

発疹(湿疹)の重症度

発疹の程度は皮膚の場所ごとに、以下のような目安で評価します。これが皮膚のそれぞれの場所の治療方法を決める目安になります。

年齢による症状の特徴

アトピー性皮膚炎は、年齢によって皮膚の症状が変化するのが特徴です。

乳児期(1歳未満)

初めは顔や頭に、その後次第に全身に、じくじくした腫れ(紅斑)やぶつぶつ(丘疹)が現れます。頭や眉毛には、黄色いかさぶたのような湿疹ができます。これらの症状は、アトピー性皮膚炎でない乳児にも見られるもので、自然に治ることも多いため、すぐにアトピー性皮膚炎と診断することはできません。症状が2ヶ月以上続いた場合に、アトピー性皮膚炎の可能性が出てくるのです。この時期、赤ちゃんは新しい食べ物を口にし始めるため、そのたびにさまざまな症状が出ることがありますが、慣れるにしたがって体がその食べ物を受け入れるように成長していきます。あまり神経質にならないことが大切です。

幼児・小児期(1歳〜15歳)

この時期になって初めて、アトピー性皮膚炎の症状がはっきりしてきます。乳児期はじくじくした発疹でしたが、この時期には皮膚が全体に乾燥し、かさかさしてきます。ひじや膝の裏などの関節の内側には、あせものような発疹やじくじくした発疹がみられ、ごわごわした皮膚(苔癬化)になることも多くあります。首にもよくみられます。またこの時期には、さまざまな合併症を起こしやすくなります。

青年期・成人期(16歳〜)

皮膚の乾燥やごわごわ(苔癬化)はさらに進みます。特に上半身にその症状が多くあらわれます。手足の外側にごつごつ(痒疹)ができることがあります。顔の赤みがとれなくなったり、ぶつぶつ(丘疹)に混じってじくじく(びらん)ができることもあります。炎症をくり返すために、首などにはさざなみ状の色素沈着が起こります。この時期には掻くことが「くせ」になってしまう人が多く、幼児・小児期から続いた「掻く→炎症がひどくなる→掻く」という悪循環が日常的なものとなります。合併症の中では特に、単純ヘルペス感染症や目の合併症などが起こりやすくなります。

年齢による症状の特徴

乳児期の例(紅斑・丘疹の例)の画像

乳児期の例
(紅斑・丘疹の例)

幼児・少年期の例(苔癬化の例)の画像

幼児・少年期の例
(苔癬化の例)

思春期・成人期の例(皮膚乾燥化の進行の画像

思春期・成人期の例
(皮膚乾燥化の進行)


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