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CSR(社会的責任)

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住血吸虫症に対する小児用製剤開発

住血吸虫症感染症 住血吸虫症は、寄生虫を原因とする重い慢性疾患であり、78ヵ国の発展途上国に蔓延し、世界全体で毎年2億4,300万人以上の人々が感染しています。住血吸虫症は、アフリカでマラリアに次いで2番目に発生率の高い熱帯病であり、安全な飲み水や適切な衛生状態の確保が困難な発展途上国を中心に発生しています。標準的な推奨治療として、成人および6歳以上の児童にはプラジカンテルの錠剤が用いられています。現在のプラジカンテル製剤は、小児における安全性データが不足していることと、大きく飲み込みにくい錠剤のサイズ、苦く不快な味のため、適切な治療への妨げとなっています。

乳幼児を含む、就学前児童の住血吸虫症を治療するための新しいプラジカンテル小児製剤の開発および承認取得を目的に、2012年7月に小児用プラジカンテル・コンソーシアムが設立されました。アステラス製薬はコンソーシアム設立当初から参画しており、小児の製剤開発および臨床開発分野でノウハウと技術を提供することによって、本剤の開発に貢献しています。

小児用製剤の創製にあたりアステラスは、独自の製剤技術を供与しました。本剤は、現行錠より小型かつ口腔内で崩壊して水の有無に関わらず服用できるように設計されており、苦みを低減する工夫も施されています。また、生産コストを抑えつつ、簡素な生産技術で製造でき、熱帯地域の高温多湿な環境でも安定性のある錠剤です。小児用製剤開発の技術やノウハウはブラジルの委託製造先に移転し、現地の医薬品製造における能力構築にも貢献しました。

新しく開発された小児用製剤と既存の製剤
新しく開発された小児用製剤(上)と既存の製剤(下)

この取り組みの重要性が世界から認められ、ビル&メリンダ・ゲイツ財団に加え、2015年5月にはGHIT Fund*から2度目の研究助成を得ました。コンソーシアムでは現在、第U相臨床試験を実施しており、アステラスは引き続きノウハウや技術を提供しています。

* GHIT Fund:公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金。官・企業・市民がセクターの垣根を越えてパートナーシップを組み、共同で資金を拠出して設立したグローバルヘルスR&Dに特化した基金です。

詳細は、こちら(pdf 2.0MB)をご覧下さい。


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