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CSR(社会的責任)

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働きやすい職場

社員が安心して仕事に専念できる働きやすい職場の確保に取り組んでいます。アステラスに集う多様な人材の一人ひとりが生き生きと働き、その能力を最大限発揮するためには、福利厚生の提供や、ライフステージに応じた、仕事と生活の両立を支援する制度と環境の整備が重要であると考えています。
また、人材の活用を具体化する経営戦略として、多様な人材がアステラスに集うことを目指したダイバーシティマネジメントの推進を積極的に行っています。ダイバーシティの推進は、新たな価値観の創造や業務革新につながります。
また、ワークライフバランスとダイバーシティは密接に関係しており、この2つの視点でさまざまな取り組みを行っています。


ワークライフバランス

多様な労働時間制度

アステラス製薬では、社員一人ひとりの役割と成果に基づく評価が基本であり、職務に応じてフレックスタイム制度、事業場外みなし労働制度、裁量労働制度など、多様な働き方を認める労働時間制度を導入しています。2015年度は、98%以上の社員が働き方に何らかの裁量権を認めるこれらの制度の対象となっています。
また、国内グループ会社では、フレックスタイム制度が導入されており、約60%の社員がこの制度の対象者となっています。

  1. 注 アステラス製薬の経営職および国内グループ会社の経営基幹職は労働時間制度の対象外ですので、上記の数値には含まれていません

子育て支援の取り組み

くるみんマークの画像 少子化が進行するなか、社会全体で子育て家庭を応援し、子どもを生み育てやすい環境づくりを進めるため、企業に対しても仕事と子育ての調和への取り組みが求められています。
アステラス製薬は、2007年、2012年および2014年に次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般企業として認定を受け、くるみんマークを取得しています。
子育て支援の取り組みとして、産前・産後や育児休業者の復職を容易にするため、希望者に対して休職中の会社情報の提供や自己啓発の機会提供のほか、新制度の周知や利用促進などを目的とした復職支援施策を実施するなど、コミュニケーションを促進するための対策を推進しています。
また、ベビーシッター派遣会社との法人契約や利用時の補助、育児休業復職時の託児費用補助などの支援策に加え、育児短時間勤務制度の期間延長や、在宅勤務制度の導入など、さまざまな子育て支援制度を導入しています。
以下に2014年に新たに作成したアステラス製薬の一般事業主行動計画を示します。

一般事業主行動計画
計画期間:2014年4月1日〜2018年3月31日(4年間)
目標 対策
計画期間内に、育児及び介護を行う従業員に対する支援制度の周知を行い、新たな支援施策について企画・検討・実施する。 妊娠中および出産後の社員に対する支援制度の周知を継続して行うとともに、介護に関する情報提供及び現状確認を行い、育児・介護支援施策を具体化し実施する。
計画期間内に、仕事と生活の両立を行っている従業員に対するキャリア支援施策について企画・検討・実施する。 仕事と生活の両立とともに、従業員のキャリア継続に向けた現状確認・課題抽出を行い、キャリア支援に繋がる施策を具体化し実施する。
地域における子どもの健全育成のための活動として、地域の子どもが参加できるような地域貢献活動を実施する。 地域の子どもたちの薬への正しい理解と関心に繋がるようなイベントを企画し実施する。

女性の活躍の推進

人材の多様性には、人種、国籍、性別、年齢等いろいろな視点があり、国や地域の状況によって課題はさまざまです。日本では性別による多様性が十分ではないと認識し、「女性の活躍」を推進することを出発点に活動を開始しました。女性がもっと活躍できる環境、意識、風土を整え、多様な人材の能力発揮につなげるための課題を解決していくことが、アステラス全体の競争力強化につながると考えています。そのために、2008年度にダイバーシティ推進室を設置し、職場・上司・女性の意識や行動の変革を促進していく「チェンジ・マネジメント」と、業務プロセスや人事制度の仕組み・運用などの「枠組み改革」の両方を同時に推進してきました。2010年度には同室を解消し、人事制度企画運営の重要なテーマとして、多面的な取り組みができる体制に移行しています。
2014年3月には、これまでの取組みが評価され、経済産業省が表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。ダイバーシティ経営企業100選
2014年度、アステラス国内グループ全体の女性社員の割合は26.6%、経営基幹職に占める女性社員の割合は6.5%でした。

また、2016年3月には、、女性活躍推進に優れた上場企業として、経済産業省および東京証券取引所より「なでしこ銘柄」に選定されました。なでしこ銘柄

2015年度、アステラス国内グループ全体の女性社員の割合は27.5%、経営基幹職に占める女性社員の割合は7.3%でした。

グリーンサプライ支援室

グリーンサプライ支援室の写真 アステラスは、障がい者がその能力や適性に応じて、自立した日常生活や社会生活を営むことができる社会の実現に向けて活躍できる場を提供することが自らの社会的責任のひとつであると認識しており、就労環境の整備や特例子会社の設立などにより、障がい者雇用の促進に努めています。

グリーンサプライ支援室の写真 具体的な取り組みとして、2011年4月から、アステラスのグループ会社に「グリーンサプライ支援室」を設置し、つくば研究センターの機密文書の回収・処理業務や緑化維持管理、花卉・植樹苗の栽培などの業務を行っています。2014年10月には、焼津製剤研究センターにも新たに「グリーンサプライ支援室」を開設し、従業員のユニフォームや靴のクリーニング業務の他、機密文書の回収・処理業務、清掃業務等を行っており、グリーンサプライ支援室で働く障がい者の方々は、「グリーンスタッフ」として自立に向けた一歩を踏み出しています。

また、2013年度より、一般社団法人 企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)に参画し、「企業の成長に資する、新たな障がい者雇用のモデルを社会とともに確立する」ことを目指しています。」


障がい者雇用率の推移
  2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
雇用率 2.23% 2.25% 2.05% 2.16%

健康管理

健康診断

健康診断の結果、2015年度はアステラス国内グループ全体の23.8%の社員が再検査・精密検査が必要であると診断され、そのうち再検査未受診者は2.5%でした。今後も健康リスク者のフォローを強化し、再検査などの早期で確実な受診を促していきます。なお、健康保険組合が推進する健康増進策として、ウォーキングやダイエット、ライフスタイル改善へのチャレンジを促す「へるすあっぷプログラム」が毎年行われており、2015年度は1,444名が実施しました。

メンタルヘルスケア

職場や生活でのストレスなど、さまざまな原因で引き起こされるメンタルヘルスケアの問題については、社内精神科医や社外EAP※1を利用した健康相談の体制を構築しています。
2008年より、厚労省『職業性ストレス簡易調査票』に基づいた心の健康診断を実施しています。
2016年からは法令に基づくストレスチェックを実施し、調査結果を考慮した職場の環境調整などを行っています。

  1. ※1 従業員支援プログラム(Employee Assistance Program)。メンタル面から社員を支援するプログラム

長時間労働の防止

長時間労働は身体的、精神的な健康障害に結びつくと言われています。アステラスの過重労働対策は、時間管理システムにより適切に把握しています。2015年からは、社員一人ひとりの豊かな生活と生産性・創造性の高い働き方の両立を目指して「働き方改革」に取り組んでいます。意識・業務・制度改革の3つの柱の働き方改革プロジェクトを立ち上げ、様々な施策を推進しています。

ボランティア活動支援

社員が自発的に取り組むボランティア活動を支援する制度を設けています。
ボランティア休暇制度は、社会福祉、自然環境保護、災害援助、国際協力活動などの活動のための技術・知識取得などを支援するため、年間5日を限度に休暇を取得できます。また、ボランティア休業制度は、長期のボランティア活動を支援する制度で、最長3年までの休業が認められます。
骨髄ドナー特別休暇制度は、社員の骨髄提供者としての自発的意思を尊重し支援するための制度であり、骨髄登録や骨髄提供を行う際に必要な期間を休暇とする制度です。
2010年度に開始したアステラス全社のボランティア活動の取り組みであるChanging Tomorrow Dayにより、社員のボランティア活動に対する意識が高まっています。

傷病休業時の制度と補償

ライフイベントの中でも、思いがけなく起こる病気やけがは、短期間の場合は年次有給休暇で対応できますが、長期の療養が必要になる場合にも安心できる制度が必要となります。
特別療養休暇制度は、1ヶ月以上の療養後も継続して入院・自宅療養を必要とする場合、1ヶ月が経過した翌日より操業日30日を限度として休暇が取得できる制度であり、2015年度は35名の利用がありました。
なお、特別療養休暇の期間を過ぎた場合は、共済会からの療養給付やその後の団体長期障害所得補償保険などが用意されています。

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