気管支喘息の治療では、患者さんに対してアレルギーの原因となるものの除去や生活スタイルに対するさまざまな指導とあわせて、薬物治療もとても大切なものとなっています。
●日常生活の自己管理
気管支喘息の患者さんは、発作がないときは普通の生活がおくれるため、体調が良いときには気管支喘息に対する注意がつい散漫になることも…。けれども、発作を繰り返すたびに炎症がひどくなり、病気の悪化につながることを忘れてはいけません。
・ アレルギーの原因になるものを身の回りから取り除きましょう。
・ 体調を崩すと発作が起きやすくなるので、「風邪や過労、睡眠不足、偏った食生活」に注意し、規則正しい生活を心がけましょう。特に風邪は気道に大きなダメージをあたえるので、人一倍気を配らなければいけません。
・ 禁煙はきわめて重要です。煙草のけむりは気管支を刺激し発作を誘発します。


急に発作が起きたときには、気管支拡張作用をもつ薬剤(気管支拡張薬)を短期的に併用することが一般的に行われています。現在の治療は、成人と小児でほとんど同じになり、抗炎症作用のある吸入薬(吸入ステロイド薬・抗アレルギー薬)などを毎日吸入して治療するのが一般的になっております。

