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「どうせ…」をやめたら楽になる。

うつ病になりやすい人には、「決めつけ」「全否定」「深読み」など特有の考え方があります。そして、それがストレスをより強いものにし、うつ病への引き金になってしまうのです。それを防ぐためには、「事実に対する受け止め方を変えれば、ストレスは軽くなる」と、考え方を変えることです。うつ病の最大の原因、ストレスのもととなる出来事から引き起こされる不健全・非合理的な思いこみに対して、自分自身で反論し、建設的・肯定的・現実的な考え方に転換させていきます。物の考え方を少し変えるだけで、うつ病の引き金は減るのです。「どうせ…」「私なんて…」「しかたない…」そんな考え方や口癖をやめてみませんか。

うつ病につながりやすい考え方

「5月病・6月病にも要注意」。

入学や入社、転校、転居などで新しい生活が始まり、やっと慣れてきた頃に見られる5月病・6月病とよばれる病態があります。医学的には「適応障害」といい、新しい環境に適応しようとして心身にストレスがかかったことや、新しい生活や人間関係にうまく溶け込めない悩み、新しい生活が期待はずれだったことなどが原因で、やる気が出ない、疲れやすい、朝起きられない、憂うつになる、イライラする、判断力や思考力がなくなる、よく眠れない、などの症状が現われます。頭痛やめまい、腹痛、便秘など身体的な症状が出ることもあります。

このような症状が出てきたら、焦ったり、悲観したりしないで、「マイペースで新しい生活に慣れていけばいい」とゆったり構えることが大切です。自分のストレスの原因を探り、家族や友人に愚痴を聞いてもらったり、新しく小さな目標を立てたり、趣味などでストレス解消を図ったりするのも効果的です。また、イライラを鎮めるカルシウムやストレスを和らげるトリプトファンを含む牛乳、疲労回復を助けるビタミンB群を含む豚肉、ウナギ、ブロッコリーなどを食べるのもよいでしょう。

そして、周囲の人は怒ったり、責めたりしないで、温かく見守るようにしましょう。5月病や6月病はいつの間にか治ってしまうことも多いですが、症状が重いときは長引いたり、うつ病になってしまったりすることもあります。そのような場合は早めに病院へ行かせることが重要です。


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