健康診断で血糖値が高目といわれたら、一度病院で詳しく検査してもらうことが必要です。病院では糖尿病の診断を行うための検査や合併症の有無を調べる検査が行われます。外来での診察や検査以外にも教育入院をして詳細に検査を行ったり、糖尿病の勉強をすることもあります。教育入院では、糖尿病の検査・治療についてのみならず、日常の生活についての注意点、運動、食事に関する情報など、多くの情報を得ることができます。また、教育入院ではなく、病院が主催する糖尿病教室などもさまざまな情報交換の場になります。糖尿病は継続的な治療が必要です。定期的な受診を心がけ、合併症の予防を心掛けましょう。
糖尿病の専門科は内分泌・代謝内科になります。まずはかかりつけ医に相談をし、専門的な治療が必要であれば専門医を紹介してもらうといいでしょう。
血糖のコントロールの指標になるのは検査の数値です。HbA1c検査は過去1〜2ヶ月間の、グリコアルブミン(GA)は過去2〜4週間の平均血糖値を反映する指標です。これらの検査で長い期間でのコントロールの評価ができるのです。
尿糖検査:
尿中の糖分の有無を調べます。
血糖検査:
空腹時血糖値や随時血糖値を調べます。
ブドウ糖負荷試験:
糖尿病かどうか判定します。
グリコヘモグロビン検査:
過去1〜2ヶ月の血糖値の状況がわかります。
グリコアルブミン検査:
過去2〜4週間の血糖値の状況がわかります。
眼底検査:
眼の底にある網膜の血管の状態を調べます。
尿タンパク検査(微量アルブミン検査):
腎臓の合併症有無などを調べます。
腱反射テスト、振動覚検査、知覚検査、心拍変動測定:
糖尿病性の神経障害を調べます。
心電図検査、胸部レントゲン:
狭心症、心筋梗塞などの疑いを検査します。