患者会支援への取り組み- アステラスが取り組む患者会活動支援をご紹介いたします。
くすりができるまで- アステラス製薬のくすりづくりを社員の声とともにお伝えします。
くすりづくりの絵本- 数十年におよぶ壮大な開発ストーリーを、5分で読める絵本にしました。
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私たちの体の胸部と腹部の間には横隔膜という筋肉でできた膜がありますが、この横隔膜には、食道や大動脈、大静脈が通るための穴が開いています。このうち、食道が通っている穴を食道裂孔といいますが、胃の一部がこの食道裂孔から上の胸部に脱出してしまっている病気を食道裂孔ヘルニアといいます。 食道裂孔ヘルニアには、食道と胃のつなぎ目(噴門部)が胸部に出ているタイプ、胃の一部が出ているタイプ、この2種類が混合したタイプがあります。

食道裂孔ヘルニアは、肥満、喘息、慢性気管支炎などでおなかの圧力が高い状態にあることが原因で起こります。その他にも、加齢によって食道裂孔がゆるくなったり、背骨が曲がったりしている場合にも、起こりやすいといわれます。生まれつき食道裂孔がゆるく、食道裂孔ヘルニアを起こしやすい方もいます。
横隔膜は食道裂孔の部分で食道を締めつけ、胃の内容物が食道に逆流するのを防ぐ働きを持っています。しかし、食道裂孔ヘルニアになると横隔膜による締めつけができにくくなり、逆流が起こりやすくなって逆流性食道炎が起こりやすくなります。 軽い食道裂孔ヘルニアで症状がなければ、とくに治療を行う必要はありません。食道裂孔ヘルニアによって食道炎を起こし、胸やけなどの症状がある場合には、胃酸を抑える薬などで治療します。薬物療法の効果がない時や、ヘルニアの程度がひどい場合には、手術を行うこともあります。