ページ内を移動するためのリンク




ニュースリリース

山之内製薬(旧)

低ナトリウム血症治療薬「YM087」米国においてFDAより承認可能通知受領

2004年12月1日

山之内製薬株式会社(社長:竹中登一)はこのたび、米国において同社の子会社である山之内ファーマアメリカ(ニュージャージー、パラマス)が承認申請中の低ナトリウム血症治療薬「YM087」(一般名:コニバプタン)について、米国食品医薬品局(FDA)より承認可能通知を受領したと発表した。本通知において、FDAより臨床安全性データの追加提出などを求められている。

「YM087」は、バソプレシンV1a及びV2受容体拮抗作用を有する注射剤である。同薬のバソプレシン受容体拮抗作用により、ナトリウム排泄を伴わない排尿により体内の貯留水分を減少させることで、「体液正常型」及び「体液貯留型」の低ナトリウム血症患者の血中ナトリウム濃度を改善すると考えられている。「YM087」が承認を取得すれば、世界で初めての低ナトリウム血症治療薬となる。

<低ナトリウム血症とは>
低ナトリウム血症は、体内の総ナトリウム量に対して総体液量が過剰になる疾患であり、主な症状として人格変化、傾眠、錯乱などの神経症状がある。入院患者の電解質異常の中では最も頻繁に認められるものであり、米国では年間約3,000万人といわれる全入院患者の約1〜4%が低ナトリウム血症を示すとの報告もある。重度の低ナトリウム血症では生命に危険を及ぼす恐れもあるため、緊急治療を要する疾患と考えられているが、現在のところ有用な治療薬は存在していない。

以上