アステラス製薬のウェブ・アクセシビリティ指針

私たちアステラス製薬では、アステラス製薬サイトを訪れたできるだけ多くの方が快適にご利用できるよう、アクセシビリティに配慮をしたウェブサイトの企画・制作を行っています。

 

アクセシビリティとは

アクセシビリティとは、ウェブサイトを閲覧する誰もが負担なく掲載されている情報にアクセスでき、コンテンツやその他の機能を利用できることを意味します。特に、ウェブサイトの閲覧に負担のかかる高齢者や身体に障害のある方にとって、いかに使い勝手のよいウェブサイトであるかという意味で使われています。

 

アステラス製薬のアクセシビリティに関する考え方

高齢者や身体に障害のある方はもとより、患者さんとそのご家族の方々にとって、使い勝手が良く、情報を閲覧する価値のあるウェブサイトを構築することは、医療用医薬品を提供するアステラス製薬の社会的責任であると考えています。
私たちは「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」という企業理念(存在意義)を掲げています。私たちアステラス製薬についての様々な情報のほか、疾患についての情報などを求めてサイトに訪れるユーザーの方のためにアクセシビリティを整備することは、この企業理念を実践するうえでも、重要であると認識しております。

 

アクセシビリティへの配慮

このような考えから、アステラス製薬では公的なガイドライン(※1)をベースに、独自のウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインを作成しました。すべてのウェブ制作スタッフは、このガイドラインに基づいて、コンテンツの企画・制作を行い、アクセシビリティの品質保持のための運用・検証に努めます(※2)。
現在公開しているウェブサイトには、ガイドライン作成前に制作したコンテンツも一部残っていますが、これらは順次改善・更新をしていくよう努めるとともに、今後もより使いやすいウェブサイトを目指していきます。
具体的には、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0の適合レベル Aへの適合を目指します。

7.1.1.1非テキストコンテンツに関する達成基準
7.1.2.1 収録済みの音声しか含まないメディア及び収録済みの映像しか含まないメディアに関する達成基準
:
7.4.1.2 プログラムが解釈可能な識別名,役割及び設定可能な値に関する達成基準

(注1)公的なガイドライン
日本工業規格交付:JIS x 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針
W3C勧告:Web Content Accessibility Guidelines 2.0

(注2)運用のための動作確認環境
• OS / WEBブラウザ: ご利用環境について > OS・ブラウザ
• 音声ブラウザ: VoiceOver(Apple)
• カラーアクセシビリティ: カラー・コントラスト・アナライザー

 

配慮の対象/配慮方針/チェック方法

アステラス製薬では、ユーザーの方のさまざまな利用特性を理解して、ウェブサイト運営における基本的要件を定めています。
視覚障害者の方への<音声・点字での対応><配色についての配慮>、聴覚障害者の方への<音のみによる情報伝達の回避>、肢体不自由な方への<マウスに依存しなくても扱える設計>など、より多くの方々がウェブサイトを等しく利用できるよう努めています。また、光の量や点滅の周期などにも注意して、身体に害を及ぼすことなく、ウェブサイトを安全に利用できるよう配慮しています。

配慮の対象
視覚不自由:全盲の方

配慮すべき点
音声・点字による対応

Webサイトにおける施策
音声ブラウザに必要なマークアップ部分をしっかりした構造で、きちんと分離すること(XHTMLへの対応)で、対応します。

チェック方法
Apple:「VoiceOver」
目視における確認

 

配慮の対象
視覚不自由: 重度弱視・弱視・視野狭窄などの方

配慮すべき点
音声による対応

Webサイトにおける施策
音声ブラウザに必要なマークアップ部分をしっかりした構造で、きちんと分離すること(XHTMLへの対応)で、対応します。

チェック方法
Apple:「VoiceOver」
目視における確認

 

配慮の対象
視覚不自由:色弱もしくは特異色覚の方

配慮すべき点
配色における配慮

Webサイトにおける施策
全コンテンツにおいて、配色の施策に対応することとします。

チェック方法
カラー・コントラスト・アナライザー
目視における確認

 

配慮の対象
聴覚不自由

配慮すべき点
音のみによる情報の意味付けの回避

Webサイトにおける施策
代替テキスト・コンテンツ、もしくはテロップによる対応を必須事項とします。

チェック方法
代替テキストの管理表
目視における確認

 

配慮の対象
肢体不自由

配慮すべき点
マウスに依存しない

Webサイトにおける施策
キーボードのみですべての操作(情報の取得)が可能とします。

チェック方法
目視における確認

 

配慮の対象
身体の安全を害さない

配慮すべき点
光・周期に注意する

Webサイトにおける施策
身体に害を及ぼすことがないようアクションは控えめとします。

チェック方法
目視における確認